先日購入したリールを早速試したくなり、スタッフに竿や針など一式を借りて、仕事終わりに車で１０分の穴場へスタッフが連れて行ってくれた。

夕方の柔らかな潮風が心地よく、準備を整えて最初の一投。思ったより難しくて、投げ方の練習からのスタートでしたが、それすらも新鮮で楽しいひとときでした。

一投一投、投げてはゆっくりリールを巻いていく。
その繰り返しの中で、だんだんと周囲の音が遠のいて、自然と一体になるような感覚に包まれました。
潮の香り、風の音、空の色——ただそこに身を置いて、何も考えず“無”になる時間がなんとも言えず心地よくて。

結果は残念ながら坊主（釣果ゼロ）でしたが、それでも本当に良い時間が過ごせました。
「釣れなくても楽しい」という感覚が、少しだけわかってきた気がします。