確認申請がおり、いよいよ来週から工事が始まります。
先日建築予定地に赴き、土地をお神酒で清めてきました。

お神酒で地が清められていく様子は、“家づくりが動き出す瞬間”を、何よりも強く刻むものでした。これからどんな暮らしがこの場所で生まれるのだろうかという期待と、少しの責任の重さもありました。今日はその瞬間を皆さまと共有したく、記録として綴りたいと思います。

お神酒を手に土地に少しずつ注ぎながら「ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします」という思いが自然と胸に湧き、この場所で暮らす覚悟が静かに、そして確かなものになりました。

確認申請がおりる一ヶ月間、胸の中には「わくわく」と「少しの緊張」が入り混じっていました。
施主として土地の上に立った時、どんな暮らしがこの場所で育まれるのか想像するだけで自然と笑みがこぼれてきました。

これから設計・施工・監督・職人の皆さんと一緒に私の家を一つひとつ丁寧に築いていきます。
これはただの“建物”ではありません。
ここで紡がれていくのは、家族の笑顔、交わされる声、静かな夜の時間──そして、私自身がこの場所で日々を感じ、深め、育んでいく暮らしそのものです。

これから工事が始まれば、基礎工事、建て方、上棟と、順を追ってかたちが見えてきます。土地に手をそっと合わせて「どうぞよろしくお願いいたします」と心を込めたことが、工事が進むたびに振り返る原点になると感じています。

次回の記事では、ついに“工事の第一歩”である地盤改良の様子をご紹介します。どうぞお楽しみに。