BinOの暮らし⑶|手仕事を楽しむ

皆さんには、趣味や好きなことはありますか?
きっと誰にでも、心がほっとするような、自分だけの大切な時間があるのではないでしょうか。
私がもともと好きだったのは、お気に入りのバンドのライブに足を運んだり、音楽の野外フェスへ出かけたり、外食を楽しんだりと、「外の世界」に出ていくことでした。
以前に住んでいたのは古いアパートで、
今思えば、日々の暮らしの中に「潤い」をあまり感じられていなかったのだと思います。
家の中よりも外へ、外へと向かっていたのは、そんな気持ちの表れだったのかもしれません。

もともと料理やお菓子作りは嫌いではありませんでしたが、BinOでの暮らしに変わってから、
なかなか挑戦できずにいた季節の手仕事や焼き菓子づくり、麹調味料づくりを、少しずつ楽しめるようになりました。
「あなたがそんなことをするようになるなんて、驚きだわ」と両親に言われるほどの変わりよう(笑)。
それでも今では、帰省のたびに手作りの焼き菓子をお土産に持って帰ると、とても喜んでもらえるようになりました。


何かに静かに向き合っている時間は、集中して自分自身を生きているような、不思議な充実感があります。
そんな豊かな時間が、実はとても贅沢なものだということに、BinOの暮らしの中で気づかせてもらいました。
昨年は、梅干しづくりにも初めて挑戦しました。
ウッドデッキの日当たりがとても良くて、きれいに干すことができましたよ。


BinOの暮らしになってから、キッチンに立つ時間がぐっと長くなりました。
そして何より、「やってみたい」「作ってみたい」という気持ちを、この家がそっと後押ししてくれているような感覚があります。

季節ごとの旬に触れる、小さな手仕事。
気持ちが穏やかに整っていく、今の私の暮らしに欠かせない、大切な時間となっています。
——こうしてまた少しずつ、経験を重ねていく——
少しずつ人として、厚みを帯びることができたらいいなと願いながら、また小さな手仕事を楽しみます。
皆さんも「好き」に触れることのできる暮らしをしてみませんか?
